IPPNW第19回世界大会 スイス・バーゼルで開催
反核医師の会主催でWSを開催
医師のNGO団体「核戦争防止国際医師会議」が主催する、IPPNW第19回世界大会が8月27日〜31日、「核廃絶、未来のために」をテーマにスイス・バーゼル市内のバーゼル大学で開催されました。
世界各国から約800名の医師、医学者らが参加しました。
世界大会は「核廃絶とIPPNWの歴史」「暴力の予防法と健康と発展の推進−医学の倫理と緊急義務」など7つのテーマでの全体会と4つの分科会が行われ、「核戦争に反対する医師の会」代表団(略称:反核医師の会)として初めての分科会「世界の被爆者」を主催し、広島・長崎の被爆者の現状や世界の被爆者について報告、議論が行われました。演者として日本人医師2人(岩永洋医師、真鍋穰医師)の他3カ国の医師等が発言し、47人が参加者は発言者に耳を傾けました。
また、大会期間中には特設ブースを設置し、「原爆パネル」や「医師たちの原爆症」英語版(保団連作成)のパンフレットなどを配布しました。石川の会の協力を得て持参したまんが「はだしのゲン」英語版は、現地の図書館への寄贈を前提として無償で医師等に提供しました。反核医師の会は、核廃絶署名は48筆を集約しました。
反核医師の会からは、山上紘志代表世話人、松井和夫事務局長、武田勝文、原和人、各常任世話人や医学生2人を含め日本代表団30人が参加しました。
次回のIPPNW第20回世界大会は、23年ぶりに広島で開催されることが確認されました。
大会の詳細については、順次ご紹介します。
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