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つどいin北海道開く…219人が参加、核廃絶を誓う


 2013年9月21〜22日、北海道札幌市で「第24回核戦争に反対し、核兵器の廃絶を求める医師・医学者のつどいin北海道」を開催し、医師90人、医学生29人など全体で219人が参加して核兵器の廃絶を誓い合った。

 1日目は、元スイス大使の村田光平氏が「世界に学ぶ脱原発―地球の未来のために」と題して記念講演。「日本が世界に脱原発のメッセージを発信するべき」と訴えた。教育講演として、「核兵器廃絶へのみちすじ」を大阪女学院大学教授の黒澤満氏と、長崎大学核兵器廃絶研究センター准教授の中村桂子氏が解説した。今年3月の核兵器の人道的影響に関するオスロ会議に参加した医師の報告や、北海道被爆者協会会長の越智晴子氏の発言もあった。

 2日目は、2つの分科会が行われた。被曝問題の分科会では、保団連理事の本田孝也氏による「『黒い雨』問題」、獨協医科大学准教授の木村真三氏による「福島事故後の被ばく状況」、北海道がんセンター名誉院長の西尾正道氏による「低線量被曝の健康障害」、深川市立病院医師の松崎道幸氏による「原発労働者の健康被害」の報告があった。
 憲法問題の分科会では、元広島市立大学広島平和研究所長の浅井基文氏などが講演した。