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第30回反核医師のつどい in 京都

チラシ

日時:2019年9月14日(土)〜15日(日)
場所:京都 メルパルクホテル京都

飯田哲夫(反核医師の会・実行委員長)

メインテーマ:京都からアジアへ、そして世界へ核兵器も原発もICAN(イカン)

 

<概要>

 第30回反核医師のつどいが、9月14日、15日の両日、京都市のメルパルク京都で開催され、医師・歯科医師179人、医学生15人ら計270人が参加した。 特別シンポジウム「金融機関の核兵器製造企業への融資をやめさせよう」をはじめ、多彩な講演、活動紹介が行われた。
 前回に引き続き、日本医師会が後援し、横倉義武会長から祝電が寄せられた。

 1日目の「記念講演」では、「核兵器禁止条約とトランプ政権の核政策」と題して、大阪女学院大学教授の黒澤満先生が講演した。
 次いで、活動報告では、京都「被曝2世・3世」の会の守田敏也世話人副代表が活動を紹介。また、光陽生協クリニック院長で福井民医連会長の平野治和先生が、若狭原発の危険性について報告。
 「特別シンポジウム」では、スージー・スナイダーPAX核軍縮プログラムマネジャーが「Don’t Bank on the Bomb」と題して講演した。
 続いて目加田説子中央大学教授が「クラスター爆弾と金融機関の責任」と題して講演した。
続いて、反核医師の会代表世話人の原和人先生が、「私たちのDon’t Bank on the Bomb」と題して、日本の主要銀行20行に対して、核兵器製造企業へ投融資しているかとのアンケート結果を報告した。

 2日目は、樋口英明元福井地裁裁判長が、「私が大飯原発を止めた理由」と題して特別講演を行った。
 次に、中村桂子長崎大学RECNA(核兵器廃絶研究センター)准教授が「北東アジア非核化のために私たちにできること」と題して講演した。
 最後に、参加者一同で「第30回反核医師のつどいin京都アピール 核兵器も原発もイカン」を採択した。

<9月14日 スケジュール>

14:00‐14:05 全体会(飯田哲夫実行委員長あいさつ)


14:05‐15:15 記念講演

「核兵器禁止条約とトランプ政権の核政策」黒澤 満 氏(大阪女学院大学教授)

15:15‐15:25 活動紹介@「京都『被爆2世・3世の会』の活動」
        守田敏也氏(京都「被爆2世・3世の会」世話人副代表)

15:25‐15:45 活動紹介A「若狭湾の原発の危険性」
        平野治和氏(光陽生協クリニック院長)

15:50‐18:20 特別シンポジウム「金融機関の核兵器製造企業への融資をやめさせよう」

  講演@「Don't Bank on the Bomb」

    スージー・スナイダー氏(PAX核軍縮プログラムマネジャー)

  講演A「クラスター爆弾と金融機関の責任」

    目加田説子氏(中央大学教授)

  報告 「私たちのDon't Bank on the Bomb」

    原和人氏(反核医師の会共同代表世話人)

  コーディネーター 松井和夫氏(つどい実行員会事務局長・反核医師の会世話人)

18:30−20:30 レセプション

<9月15日 スケジュール>

9:30−10:40 特別講演「私が大飯原発を止めた理由」
        樋口英明氏(元福井地裁裁判長)

10:40−11:40 講演「北東アジア非核化のために私たちにできること」

        中村桂子氏(長崎大学・"RECNA"准教授)

11:40−12:10 ディスカッション

12:10−12:30 まとめの全体会

アピール採択

閉会