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第32回反核医師のつどい in 兵庫

チラシ

日時:2022年9月24日(土)〜25日(日)
場所:兵庫県保険医協会会議室+オンライン併用開催

西山裕康(反核医師の会・実行委員長)

メインテーマ:非核「神戸方式」を世界へ

<概要>

 第32回反核医師のつどいが、9月24日、25日の両日、兵庫県神戸市とオンライン(zoomウェビナー)でハイブリット開催され、2日間で医師・歯科医師ら約200人が参加した。初めてのハイブリットでの開催となった。 シンポジウム「核兵器禁止条約発効後、核兵器廃絶に向けて求められるもの」をはじめ、多彩な講演が行われた。
 前2回に引き続き、日本医師会が後援し、中川俊男会長から祝電が寄せられた。

 1日目
 つどい実行委員長の西山裕康氏(兵庫県保険医協会理事長)からの開会挨拶ののち、「ウクライナ危機から見る「核抑止力論」と「NPT体制」の問題点−今こそ核兵器禁止条約を全世界に」と題して、スージー・スナイダー氏(ICAN「核兵器廃絶国際キャンペーン」)が講演を行った。また、松井和夫氏( 近畿反核医師懇談会「核兵器に投融資をするな」“DBOB”キャンペーン事務局長)から4回目となる金融機関への公開質問状の結果報告を行った。
 次いで、「核共有」「核武装」「憲法9条改憲」で日本を守ることができるのか−非現実的な「現実主義者」たちの主張と題して、安斎育郎氏(立命館大学名誉教授)が講演した。
 1日目の最後に、非核「神戸方式」を全世界に、と題して、梶本修史氏(兵庫県原水協事務局長)が講演した。
 1日目終了後、3年ぶりに懇親会を開催した。

 2日目
 2日目は「東日本大震災 〜福島第一原発事故とその後」と題して、シンポジウムを開催した。
 コーディネーターを郷地秀夫氏(東神戸診療所所長/核戦争を防止する兵庫県医師の会代表)がつとめた。
 パネリストには、齋藤 紀氏(福島医療生協理事長)、小出裕章氏(元京都大学原子炉実験所助教)、石田 仁氏(元大熊町副町長)、広川恵一氏(兵庫県保険医協会顧問)が参加した。
 最後に、参加者一同で「第32回反核医師のつどいin兵庫アピール」を採択した。

<9月24日 スケジュール>

14:30‐14:40 全体会(西山実実行委員長あいさつ)


14:40‐16:50 ウクライナ危機から見る「核抑止力論」と「NPT体制」の問題点−今こそ核兵器禁止条約を全世界に

スージー・スナイダー氏(ICAN「核兵器廃絶国際キャンペーン」)

松井和夫氏( 近畿反核医師懇談会「核兵器に投融資をするな」“DBOB”キャンペーン事務局長)


16:50‐18:00 「核共有」「核武装」「憲法9条改憲」で日本を守ることができるのか−非現実的な「現実主義者」たちの主張

安斎育郎氏(立命館大学名誉教授)

18:00‐19:00 非核「神戸方式」を全世界に

梶本修史氏(兵庫県原水協事務局長)


終了後、懇親会



<9月25日 スケジュール>

9:00−12:40 シンポジウム「東日本大震災 〜福島第一原発事故とその後」


コーディネーター:郷地秀夫氏(東神戸診療所所長/核戦争を防止する兵庫県医師の会代表)

パネリスト

齋藤 紀氏(福島医療生協理事長)

小出裕章氏(元京都大学原子炉実験所助教)

石田 仁氏(元大熊町副町長)

広川恵一氏(兵庫県保険医協会顧問)

12:40−13:00 まとめの全体会

アピール採択

閉会