第33回反核医師のつどい in 北海道 日時:2023年9月23日(土・祝)〜24日(日) 平野哲夫(北海道反核医師の会・実行委員長) メインテーマ:核兵器も核のごみもない ピリカ・アイヌモシリ(美しく静かなる大地)を未来へ <概要> 第33回反核医師のつどいが、9月23日、24日の両日、北海道札幌市とオンライン(zoomウェビナー)でハイブリット開催され、2日間で医師・歯科医師ら約200人が参加した。前回に引き続きハイブリットでの開催となった。
孫崎亨氏による記念講演「ウクライナでのロシアの核兵器使用論台頭をふまえ−核兵器使用をさせないための現状分析と日本の未来」をはじめ、多彩な講演が行われた。 つどい実行委員長の平野哲夫氏(北海道反核医師の会代表代行)からの開会挨拶ののち、「ウクライナでのロシアの核兵器使用論台頭をふまえ−核兵器使用をさせないための現状分析と日本の未来」と題して、孫崎亨氏(外務省元国際情報局長)が記念講演を行った。 次いで、「核戦争の危機のなかで核兵器のない世界をどうつくるか」と題して、川崎哲氏(ピースボート共同代表)が講演した。 次に、被爆者運動の継承と題して、@北海道の被爆者からあいさつとして、廣田凱則さん(北海道被爆者協会会長)、A北海道の被爆二世から現状と運動の紹介を川去裕子さん(被爆二世プラスの会会長)、B広島における被爆者運動の継承と平和の創造 渡部朋子さん(ANT-Hiroshima理事長・オンライン参加)からそれぞれお話しいただいた。 また、医系学生と若手医療者の交流企画を開催した。 1日目終了後、懇親会を開催した。 2日目 2日目は「放射線被曝と原子力発電の諸問題」と題して、シンポジウムを開催した。 シンポジウムでは、@日本の原発政策の変遷と今後 宮尾正大さん(室蘭工業大学名誉教授)、A核のゴミの最終処分場問題 現地からの報告 三木信香さん(子どもたちに核のゴミのない寿都を!町民の会 共同代表)、B核燃料サイクルの破綻と廃棄物問題 澤井正子さん(核燃サイクル阻止1万人訴訟原告団運営委員)がそれぞれお話しされた。 ※西尾正道さん(北海道がんセンター名誉院長)は当日体調不良のため欠席となった。 最後に、参加者一同で「第33回反核医師のつどいin北海道アピール」を採択した。 <9月24日 スケジュール> 14:00‐14:10 全体会(平野実行委員長あいさつ) 14:10‐15:40 ウクライナでのロシアの核兵器使用論台頭をふまえ−核兵器使用をさせないための現状分析と日本の未来 孫崎享氏(外務省元国際情報局長) 15:40‐18:00 教育講演(1)核戦争の危機のなかで核兵器のない世界をどうつくるか 川崎哲氏(ピースボート共同代表) 教育講演(2)被爆者運動の継承 廣田凱則さん(北海道被爆者協会会長 川去裕子さん(被爆二世プラスの会会長 渡部朋子さん(ANT-Hiroshima理事長 18:00‐19:00 医系学生と若手医療者の交流企画 終了後、懇親会 <9月24日 スケジュール> 9:00−12:15 シンポジウム「放射線被曝と原子力発電の諸問題」 パネリスト 宮尾正大さん(室蘭工業大学名誉教授) 三木信香さん(子どもたちに核のゴミのない寿都を!町民の会 共同代表 澤井正子さん(核燃サイクル阻止1万人訴訟原告団運営委員) 12:15−13:00 まとめの全体会 閉会
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