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第18回「核戦争に反対し、核兵器廃絶を求める医師・医学者のつどい」へのメッセージ
第18回「核戦争に反対し、核兵器廃絶を求める医師・医学者のつどい」の開催、おめでとうございます。平和・核兵器の廃絶を求めるとともに、より良い医療、国民の命と健康を守るため、ご奮闘されているみなさんの活動に、心から敬意を表します。
日本政府は、ヒロシマ・ナガサキを体験した国として、世界に向かって核兵器廃絶のイニシアチブを発揮する特別の義務があります。ところが政府・与党幹部からは、核兵器保有論議が繰り返され、防衛大臣からは「原爆投下はしょうがない」という発言がなされるようなありさまです。
しかし世界の流れは、「人類は核兵器とけっして共存できない」というのが大勢です。今年の夏に開かれた原水爆禁止世界大会の国際会議宣言は、「核の傘」への依存や原爆投下容認などの動きに懸念を表明し、「『非核日本宣言』の運動を心から支持するとともに、憲法九条をまもり、非核・平和の日本をめざす運動に連帯を表明する」と世界の期待を示しました。
今こそ、すみやかな核兵器の廃絶を求め、憲法九条をまもるたたかいと大きな共同を広げていくために、がんばりましょう。私もみなさんとともに、力を合わせてまいります。
2007.9.23
参議院議員
日本共産党・政策委員長 小池 晃