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アピール

20回核戦争に反対し、核兵器廃絶を求める医師・医学者のつどいin鹿児島

 “核はもうSAIGO! DONな兵器もいりもはん!!”

私たち、核戦争に反対する医師の会は(反核医師の会)は、“核はもうSAIGO! DONな兵器もいりもはん!!”をテーマに、200911月21・22日に鹿児島で節目となる第20回つどいを開催しました。

オバマ大統領はこれまでのアメリカ大統領とは異なり、今年の45日にプラハで「核兵器のない世界」を目指しての演説を行いました。この演説は、世界中を驚愕させました。アメリカ大統領として初めて「核兵器を使用した唯一の国」として「道義的責任」を明らかにし、地球上から核兵器を廃絶する運動を進めることを表明しました。そして924日の国連安全保障理事会では「核のない世界」に向けた取り組みをうたった決議案が全会一致で採択されました。世界が地殻変動を起こしています。

日本においても8月の総選挙において政権が交替し、地殻変動が起こりつつあります。これまで日本政府などが取って来た「核の傘」論は世界の流れに逆行するもので、新政権に対しては被爆国日本の責任と役割を明確にし、核兵器廃絶に対する世界のリーダーシップを担うよう求めていかなければなりません。

18回つどいで提起されたICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)運動を日本で更なる発展させ、来年5月にニューヨークで開催される「核拡散防止条約(NPT)再検討会議」に向けて、世界中から核兵器をなくす具体的な運動にしていきましょう。

昨年の大会では学生部会が結成され、今年も多くの医学生が参加しました。「医療」と「戦争」まったく相容れることができません。核戦争は人間だけでなくすべての生き物を破滅させてしまいます。学生も含めて私たち医療従事者が立ち上がらなくてはなりません。一人一人できることから始めることは勿論ですが、この一人一人の運動を大きな輪にして核兵器廃絶を現実のものにしなければなりません。まさにその時期が到来しました。

人類を破滅させる核戦争はもうSAIGOに!

  DONな兵器も地球上からなくしましょう(いりもはん)!!

20091122

20回核戦争に反対し、核兵器廃絶を求める医師・医学者のつどいin鹿児島

参加者一同