(もどる)
〈図表−01〉「反核医師のつどい」年次総会の一覧
回次 | 年月日 | 開催場所 | 総会のテーマ | 記念講演など | 特別報告、特別企画など |
第1回 | 1987.8.1〜2 294名 (943万円) | 東京 一ツ橋学士会館(19県に反核医師の会組織される) | *核戦争阻止、核兵器廃絶と医師、医学者の社会的役割 *被爆者医療の今日的課題 *各地の医師・医学者の反核運動の交流 |
*ロビン・ブライアント(NZ):ニュージーランド非核法と南太平洋非核地帯条約 *大北威:放射線被曝による半致死線量の推定 *市丸道人:広島・長崎の医学的影響とその今日的意義 |
*「日本のすべての医師・医学者のみなさんへのアピール」採択 |
第2回 | "1988.7.30〜31 338名 (1,092万円)" | 東京 新宿セブンシティ |
*ハリー・コーエン:オーストラリアにおける医師の反核運動と南太平洋諸国の反核運動 *カール・ジョンソン:今日における核実験の特徴、アメリカのPSRの活動 *コンスタンチン・シェグロフ:ソヴィエットにおける医師の反核運動 |
*関屋綾子:反核運動における文化人の役割 *林智:核についての社会思考の混乱、医師の責任と役割 *中谷敏太郎:フランスのムルロア環礁における核実験 *土田ヤス:私の被爆体験 |
|
代 表 ・ 活動者会議 | 1989.2.26 116名 | 東京 都市センター |
*「IPPNW 第9回世界大会に期待するもの」を発表 |
*核兵器廃絶をめぐる情勢についての認識の一致 *第9回IPPNW広島大会へ向けての意思統一 *各地の反核医師の会の活動交流と未組織県への対策 |
|
第3回 | 1990.10.20〜21 103名 | 東京 錦糸町三井生命ホール | *INF全廃条約後の核軍縮の情勢と世界の医師・医学者の運動 *2年間の各県の活動報告とすべての県に反核医師の会を |
*井上洋:核兵器をめぐる内外情勢 | *莇昭三:世界の医師の反核運動到達点とアジア太平洋での医師の反核運動・被爆者援護法の制定 *小林千枝子:チェルノブイリ原発被災視察報告 |
第4回 | 1993.2.27〜28 168名 | 神戸 | *中島篤之助: *ピータ・ヘイズ:アジア非核地帯化の展望 | *核燃料サイクル基地問題(青森) *被爆者健康アンケート調査(福岡) *非核平和条例を求める直接請求運動(新潟) *非核神戸方式について(兵庫) |
|
第5回 | 1994.10.22〜23 140名 (374万円) | 仙台 東北大学民陵会館 | *ビクター・サイデル:核兵器をめぐる国際情勢とIPPNWの役割 *岩井孝:核不拡散条約をめぐる新たな情勢とその問題点 | *清水修二:原子力緊急時対策における医療従事者の役割(「原子力発電と医療」調査チーム報告) | |
第6回 | 1995.11.25〜26 136名 | 京都 立命館大学 | *特別決議:京都からのアピール「核廃絶をめざして 中国・フランスの核実験強行への抗議」 | *朝長万佐男:放射線障害における最近の知見から *安斉育郎:NPT条約無期限延長と世界の反核運動 | *福原照明:被爆50周年IPPNW日本支部大会の報告 |
第7回 | 1996.10.26〜27 141名 | 名古屋 中京大学 | *「核兵器のない世界を子どもたちに」国際司法裁判所「勧告的意見」出す | *飯島宗一:核時代における医師・医学者の役割 *ジャクリーン・カバソ:アメリカの核戦略とCTBT |
*小林千枝子:チェルノブイリ原発事故10年後の視察報告 *松谷訴訟について |
第8回 | 1997.10.18〜19 135名 (301万円) | 東京 三省堂文化会館 | *角田道生:CTBT下におけるアメリカの核開発政策について | *パネル:「医療福祉環境と核廃絶〜21世紀に向けて」 青年医師:東崎栄、フィリピン:Ernest Ryan Guevarra、琉球大学:武居洋 *分科会:「被爆者医療」「核実験被害者の実相」「原発事故と安全対策」 |
|
第9回 | 1998.9.19〜20 203名 | 福岡市 エルガーラホール | *「核のない21世紀を子どもたちに」 | *西嶋有厚:核兵器をめぐる歴史と日米新ガイドライン | *中村尚達:長崎原爆松谷訴訟、報告と訴え *三根真理子:公開されたマンハッタン調査団報告 *分科会:「被爆者医療の現状と問題点」「世界の被爆者との連帯」 |
第10回 | 1999.11.20〜21 133名 | 東京 日本教育会館 | *「軍医にはならない」 | *竹岡勝美:新ガイドラインは何をもたらすか *莇昭三:世界の反核運動と医師の役割IPPNWの歴史と使命 | *田川時彦:被爆者の心の問題 *森清一:ビキニ環礁における被曝調査を通して〜高知非核三原則へのみちすじ *分科会:「被爆者医療」「世界の核被害と医師の役割」「青年医師として、今なすべきこと」 |
第11回 | 2000.10.21〜22 188名 | 大阪 後楽園ホテル | *「核のない21世紀へ NGOの役割つよめよう」 | *メアリー・ワイン・アシュホード:21世紀のIPPNWの戦略と、それに関して日本の反核運動に何を期待するか | *佐々木秀隆:長崎原爆松谷訴訟について *講演と討論「NGOの役割」問題提起:黒沢満・目加田説子 *分科会「青年医師と核・平和/平和教育の問題点」「被爆者問題」「「アジアの非核化に向けて─医師として、この問題にどう取り組むか─」 |
第12回 | 2001.12.15〜16 205名 | 東京 明治大学・リバティタワー | *「学びつたえよう 核兵器廃絶と平和への想い」 | *加藤周一:核兵器廃絶を求める理由 *軍隊をもたない憲法とコスタリカの平和教育 | *小池晃:アフガニスタン情勢と医療支援 *分科会「新しい平和教育をどうすすめるか」「いま、被爆(被曝)の体験を語り継ぐ」「平和と憲法を考える」 |
第13回 | 2002.10.19〜20 180名 | 愛媛 奥道後温泉 | *「子どもたちに伝えよう核兵器廃絶と平和への重み〜核兵器いらんぞなもしin松山〜」 | *日色ともゑ:さわやかな心大切に *岡本三夫:21世紀に向けて核廃絶をめざす市民運動」 | *映画「軍隊のない国コスタリカ」上映 *分科会「被爆体験を語り継ぎ平和運動を広めよう」「えひめ丸とグリーンビル事件からみる軍隊の本質」「有事法制を考える」 |
第14回 | 2003.11.1〜2 160名 | 沖縄 パシフィックホテル | *「21世紀、沖縄から核・基地・戦争を問う 〜 かたやびら命どぅ宝」 | *ダグラス・ラミス:ブッシュドクトリンで世界はどうなるか | *映画「HIBAKUSHA-世界の終りに」上映 *分科会「核軍事基地沖縄と有事法制」「原爆症認定集団訴訟を勝ち取ろう」「平和教育の実践」 *特別アピール「原爆症認定集団訴訟の勝利をめざして医療人の社会的良心を発揮し、全面的に支援しよう」を採択 |
第15回 | 2004.10.9〜10 160名 | 札幌 北海道経済センタービル | *「守ろう平和憲法、なくそう核兵器−被爆60年、NPT再検討会議を契機に-」 | *梅林宏道:世界と日本の核兵器の現状 |
*ビデオ「テロリストは誰?」上映 *若者交流会「先輩医師からのメッセージ〜今、若い医療人へ」 *分科会「劣化ウラン問題」「原爆症認定訴訟と被爆者医療」「憲法と平和問題」 *特別決議「世界に誇る平和憲法を守り、発展させる壮大なたたかいに立ち上がろう」を採択 |
第16回 | 2005.10.22〜21 313名 | 名古屋 中京大学・名古屋キャンパス「ヤマテホール」 | *「なくそう核兵器 なくすな9条」 | *シンポジウム「戦争・核の恐怖から抜け出す平和への道-日本の果たすべき役割は?」浅井基文・本秀紀・高草木博 |
*アニメ映画「アンゼラスの鐘」上映 *肥田舜太郎:「医師としての被爆体験を語る」 *分科会「核兵器廃絶をめざして〜世代を超えて医師の役割を考える」「原爆症とは何か-集団訴訟勝利、被爆者の救済のために」「憲法と日本の戦争責任」「劣化ウランの被害と劣化ウラン弾禁止運動」 |
第17回 | 2006.10.21〜22 163名 | 横須賀 湘南短期大学 | *「核の傘はいらない はばたけ平和憲法」 | *堀川惠子:ヒロシマ〜テレビの現場から | *呉東正彦:米軍再編と日本の未来〜原子力空母の横須賀母校化の意味するもの」 *ドキュメンタリー「チンチン電車と女学生」上映 *分科会「日本国憲法を考える〜平和と医師の役割」「米国の世界戦略と首都圏の核基地化」「被爆者医療と原爆症集団認定訴訟」「劣化ウラン兵器を考える」 |
第18回 | 2007.9.23〜24 | 京都 立命館大学/京都産業会館シルクホール | *「NO核兵器、LOVE平和憲法〜20周年に新たな決意」 | *ティルマン・アルフレッド・ラフ:核は廃絶できる | *片岡勝子:「JPPNWの活動」 *市民公開シンポジウム「東アジアの非核、安全保障と日本国憲法」藤岡惇、大西広、徐勝、冨田宏治 |