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〈図表−02〉 IPPNW世界大会の年表
年月日 | 集会の名称 | 開催地 | 集会の主題 | 摘要 |
1980・12 | (世界心臓病学会) | ジュネーブ | (反核の医師組織の設立の準備) | Dr.Lown,Dr.Chazov |
1981・3 | 第1回IPPNW総会 11カ国・約200名参加 |
ボストン | 「核軍拡競争の現状と医療者の役割」 | 設立総会:米・ソ・日の提唱 日本・大北威、市丸氏参加 *[核軍拡停止・核兵器削減] |
1982・4 | 第2回IPPNW総会 31カ国 |
ロンドン ・保団連、IPPNWに会長書簡を送る |
「核戦争の帰結」 | 米ソ首脳へ声明書を送る *[実験禁止・削減・凍結--段階的削減] |
1983・6 | 第3回IPPNW総会 43カ国・129名参加 |
アムステルダム ・民医、IPPNWに会長書簡送る (田村、大月他2名参加) |
[核の錯覚、人間の犠牲」(評議員会で日本の広島、長崎両支部加盟を確認) | ・三つに錯覚--武器の一つ、制御可能、抑止力 ・医師の倫理条項への追加、 *[核軍縮終息を求める署名] [二国間のイニシアチブ] |
1984・6 | 第4回IPPMW総会 53カ国・370名参加 |
エスボー (桐島、益田等10名参加) |
「岐路に立つ人類−核の冬」 | ミサイル・ICBMの凍結 *[凍結と均整のとれた削減] |
1985・6 | 第5回IPPNW総会 | ブダペスト (莇、河野他3名参加) |
「対決ではなく協調を」 | 「核軍拡終息を求める署名」集約 *[核実験の禁止] |
1986・5 | 第6回IPPNW総会 | ケルン (莇、河野他4名参加) | 「地球上の生命維持を」(ヒロシマ・ナガサキからのアピール署名運動開始) | ・前年ノーベル賞受賞 ・チェルノブイリ事故 *[核のモラトリアム] |
1987・5 | 第7回IPPNW総会 | モスクワ (莇、河野他12名参加) |
新しい思考方法を! 「各時代の医師の処方箋−包括的核実験禁止と兵器の廃絶」 | [What we beline] *[核兵器の廃絶] |
1988・5 | 第8回IPPNW総会 | モントリオール (莇、河野他27名参加) |
「Healing our Planet : A Gloval Preacription」「Cease Fire ‘88」 | *[Cease Fire ‘88] |
1989・10 | 第9回IPPNW総会 | 広島 | 「No More Hirosima : an eternal commitment」 | *[核兵器全面禁止交際条約締結] |
1991・6 | 第10回IPPNW総会 | ストックホルム (河野・児嶋・阿部他25名) |
「Global Communication for Common Security and Health」 | *[すべての戦争に反対] |
1992・2 | 「世界法廷プロジェクト」開始 (核兵器反対国際法律家協会、国際平和ビューロー・IPB、及びIPPNWの三団体共同で) | |||
1993・9 | 第11回IPPNW総会 | メキシコ (莇・堀場・鮫島他 21名) |
"「Peace,justice and Health in a Changing World」" | 国際司法裁判所提訴問題 開発、環境問題、南北格差問題(トライアングル) |
1995・11・21 | IPPNW執行委員会決定[Abolition2000 − A Global Network to Elimination Nuclear Weapons ] | |||
1996・7 | 第12回IPPNW総会 | ウースター | "「IPPNW's Agenda for the New Millenium, Peace through Health」 「保健・医療を通じて平和を」" | ICJの勧告的意見と核廃絶、IPPNWの将来への道、 *[Abolition2000] |
1998・12 | 第13回IPPNW総会 | メルボルン (松井・児嶋 他16名) | 「Abolition2000」 | *[Abolition2000] |
2000・6 | 第14回IPPNW総会 34カ国、315名 |
パリ (松井他15名) | 「A New Type of Prevention」(新しいタイプの防止) | *「平和がもたらす健康」(パリ宣言) |
2002・5 | 第15回IPPNW総会 33カ国、400名以上 |
ワシントンDC (松井・西銘他20名) | 「Summit for Survival」 | ・2001年9・11テロ ・米、1月に拡態勢見直し発表 *[我々と共に皆に訴えよう」「小火器、地雷、気候変動、核廃絶、生物・化学兵器、中東問題」 |
2004・9 | 第16回IPPNW総会 56カ国、約350名(正確な数は不明) |
北京 (松井・山上・原他35名) | 「Peace Through Health」 (健康による平和) | *秋葉忠利広島市長の講演 *松井和夫団長によるワークショップ「ミサイル防衛」での「日本の立場から見たミサイル防衛」プレゼン。 |
2006・9 | 第17回IPPNW総会 43カ国、医師・医学者250名、学生150名、他 |
ヘルシンキ (山上、児嶋、中川他17名) | 「Mission of Physicians: War or Health?」 (医師の使命戦争か健康か) | *秋葉忠利広島市長の講演 *2007年活動目標@核廃絶のためのキャンペーン(ICAN)、A核拡散と健康に関する国際会議の開催、B予防を目指す運動、C健康に対する警告と手紙を送る世界キャンペーン、D医学生発展のために |