「文部科学省2018年版『中学生・高校生のための放射線副読本』の問題点〜放射線被ばくで心配なことは?」を発行(PDF)
東京電力福島第一原発事故は、原因も究明されず、収束にはほど遠い状態で10年目を迎えました。にもかかわらず、安倍政権は、福島原発の避難者の強制帰還政策、自主避難者の住宅保障打ち切りなど、福島切り捨て政治を行い、原発事故などなかったように原発再稼動をすすめています。
こうしたなか、文部科学省は、東京電力福島第一原発の事故後、『中学生・高校生のための放射線副読本』を、2011年10月に発行し、2014年、2018年に改訂を重ねています。
私たちは、最新版の「18年版の副読本」では、放射線についても、東電福島第一原発事故についても、本当のことが伝わらないと問題視してきました。
そこで、この「副読本」の対象となる中学生・高校生、教職員、保護者のみなさまに事故後、深刻な影響を受けている福島の状況や「放射線」について、正しく理解してほしいという願いから、この冊子を作成しました。
本冊子では、「18年度版読本」のテーマに沿い、最新の科学的知見と国際的動向等から見て看過できない問題点を批判し、解明しています。
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